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気軽に持ち出せるカメラバッグ Peak Design「EVERYDAY SLING 10L」購入レビュー

ピークデザイン

※この記事は旧ブログ「1丁目6番地7号」での掲載内容を一部編集したものです


先月「エブリデイバックパック 20L」を買ったばかりですが、荷物量が少なくちょっとしたお出かけにもα7 IIIを持って行けるようにと早々に2つ目のカメラバッグを購入しました。

同じくピークデザインから発売されている「エブリデイスリング 10L」です。
カラーは差し色が全くないブラックを選びました。
「エブリデイバックパック」はブラウン系を買いましたが「エブリデイスリング」にはそれがラインナップになかったのもあって最近追加された新色にしました。


「エブリデイバックパック」ほど多機能ではないものの、フレキシブルな仕切りで収納力の高さは健在
コンパクトさも合間って、より普段使いとして持ち歩きたくなるバッグです。


「エブリデイバックパック」同様に説明シートがバッグに巻かれていました。
このシート、中は共通と思われますが表紙に写っているバッグは購入したものと同じカラーに揃えられているというのに気付きました。
こういう細かなこだわりは好きですw


こちらも「エブリデイバックパック」と同じく生地には耐水性、ファスナーには止水処理が施されています。
多少の雨であれば気にせず使えそうです。


外側は真っ黒ですがバッグを開けると内側はベージュ系の色が採用されているので、中に入れている物が確認しやすいと思います。


ピークデザイン製バッグおなじみのフレキシブルな仕切りは2枚付属しています。
これを使えば単純に3つに分けるだけでなく、そこからさらに上下に分けることも可能
仕切りはマジックテープで付け替えられるので中のスペースを余すところなく使えます。


「エブリデイスリング 10L」はどれほどの収納力があるのか、手持ちのカメラ関連グッズを入れてみました。

Batis 2/25を付けたα7 IIIの上に、やや強引ながらミニ三脚を置けました。
仕切りを折りたたんでSEL50M28も下に入っています。
どちらのレンズも比較的コンパクトなので2本入れることがでしました。

あとはストラップとブロアーを別のスペースに入れています。
これだけ入れば個人的には十分な量です。


手前部分にはタブレットが入るポケットがあって10.5インチiPad Proも収納できました。
いざとなれば出先で写真の確認やRAW現像ができるので購入前に気にしていたポイントでした。

ちなみに13インチMacBook Proは横幅は問題なく入ったのですが、高さがはみ出てファスナーはギリギリ閉められるといった状態でした。


バッグを開けたところの上部は小物入れスペースとなっています。
こちらもおなじみピークデザインステッカーがあったのですが、本製品は比較的最近に新色として追加されたのに1世代古いタイプのロゴが書かれた大きめサイズのものでした。


このバッグにはもう1つ収納スペースとして前面にポケットもあります。


通常この部分はマチがあまりない状態ですが、ベルトを緩めることでエリアを広げられます
この部分に三脚を巻き付けておくことも可能になっています。

ただしここのベルトは余った部分をゴムで巻くのであまり素早く調節できませんでした。
自分は”いざとなったら使う”くらいの利用になりそうです…。


ファスナーにある輪っかをもう一方のファスナーに通すとどちらも開けられないようロックができます。
簡単に取り外しできないので、長時間バッグを開けることがない場合に使ってみると良いかもしれませんね。


「エブリデイスリング 10L」を背負ってみました。

小柄な自分にとっては非常にコンパクトとまではいかないものの、ちょっとしたお出かけでも負担のないサイズです。
肩の部分のクッションは「エブリデイバックパック」ほど厚みはありません。
まぁ荷物量を考えるとそこまでのクッション性は求めるものではないかもしれません。


バッグは大きく開くので、背負ったままでも中の物が取り出しやすいです。


ただし、背負った状態だとファスナーが自分の側を通っているため、開け閉めがやや窮屈に感じました。
一方で意図せず他人に開けられる心配はなさそうですから一長一短ですね。


ショルダーベルトとは別に取っ手もあります。
持ち歩きに使える他に、ここにキャリーバッグを通すこともできます。


ショルダーベルトの微調整は留め具をスライドさせるというは、最早ピークデザインおなじみの機構。

ただし「エブリデイスリング 10L」にはこの留め具が1ヶ所だけしかありません。
クッションの位置を考えると左肩から斜め掛けで使用することになります。
どうしても右肩から掛けたいという場合はベルトを一旦バッグから取り外して反対側に付け替えれば可能ですが、手軽に掛け替えることはできません。


両端の付け根部分からベルトが外せます
また、この部分でも一応長さの調節は可能です。


バッグの横には同社製品「キャプチャー」を付けられるようになっています。
ただし取り付け部分はあまり厚みがないので、重量のあるカメラだと耐久性が心配でした。

キャプチャーについてはこちらのレビューをご参照ください


「エブリデイバックパック 20L」と並べてみました。

バックパックは最大が20Lで、下の写真では一番コンパクトに閉じているため12Lとなっています。
つまり「エブリデイスリング 10L」とは2Lの違いということになるわけですが、外側部分の厚さだったり形状の違いだったりで見た目には結構差があります。

どちらもそこそこのお値段がする買い物ではありましたが、性質の異なるバッグを2つ手に入れたことで目的や荷物量によってバッグを選べるようになりました。

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