※この記事は旧ブログ「1丁目6番地7号」での掲載内容を一部編集したものです
先日、英語で書かれた郵便物が届きました。
初めは不信に思っていたのですが、6月末にピークデザインのアンカーアップデートを申し込んでいるのを思い出しました(汗)
ピークデザインから発売されている”アンカー”はカメラストラップの取り外しを容易に行える製品で、自分はα7 III購入と一緒に買ったストラップに付属していたアンカーを持っています。
その「スライド ライト」に同梱されているアンカーは第3世代の”V3”です。
V3は前モデルと比べてコードが細くなり、そのおかげで小さな穴にも通せるようになりました。
自分はα7 III付属の三角リングにアンカーを通していますが、V3の細さだと直接カメラ側の穴に巻くこともできます。
ところが、通す穴の材質によってはコードが摩耗しやすくなるという不具合が発覚したそうです。
そういった経緯から改良品”V4”を、申し込みさえすれば無料で送ってくれるというのです。
申し込みはピークデザイン社の英語サイトの他に、日本で取り扱いをしている銀一株式会社のサイトからでも可能です。
ただし、銀一のサイトからであっても住所や氏名は英語で入力することになります。
<リンク>Peak Designよりアンカーアップデートのお知らせ
各自が持っているV3アンカーの個数も入力するのですが、これが自己申告制なんです。
製品登録といったサポートを設けていないので致し方ないとは言え、水増し請求もできちゃうんじゃないかと少し心配になったり(汗)
カメラを趣味としている人の間では知名度が高く使用者も多いであろうピークデザインのアンカー、しかも無料で送ってくれるわけですから多数の申し込みがあったそうで、実際手元に届くまでに1ヶ月ほど要しました。
その間に、到着にはもう少し時間かかかるとのメールも届いていました。
それでは届いたアンカーを開封していきます。
「スライド ライト」にはアンカーが4つ付属していたので同じ数だけ申し込んでいました。
今回アンカーの他にリングが2つ入っていました。
これを使うことで、V4でも小さな穴にアンカーを通せるようにするための代替手段みたいです。
「エブリデイバックパック 20L」には第2世代”V2”アンカーが1つ付属していたので3世代分並べてみました。
真ん中のV3だけコードが細いのが分かるかと思います。
また、V4はV2よりもコードが固かったです。より強固に改良されたのか、はたまた届いたばかりだったからなのか…。
”pd”のロゴか描かれた丸いパーツ部分はV2はフラットなのに対してV3とV4はやや傾斜があり、V4はロゴがあるのは片方だけという違いがあります。
この部分を見れば何世代目のアンカーか分かるという仕組みですね。
V3は返却する必要はなく、ピークデザイン製品やカメラに元々付属されている三角リングなどに使用するには問題ないとのこと。
と言うことで引き続きV3も併用していこうかなと思っています。
今回の件はリコール(回収)するほどの重大な欠陥ではないにも関わらず、希望者全員に郵送するというかなりの英断。
ピークデザイン製品は他メーカーと比べると価格は安くないのですが、ちゃんと質も伴っているんだなぁと感じたところです。
さて、次回はずっと先送りにしていた「エブリデイバックパック 20L」のレビューを掲載予定です。
多機能かつ収納力も高く、愛用者が多いのも納得なカメラバッグです。