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たった1mmでも大きな存在感「Apple Watch Series 7」購入レビュー

Apple Watch

10月15日に発売となった「Apple Watch Series 7」が2週間遅れで先月末に届きました。
予約が開始された8日の21時に早々とヨドバシで手続きを済ませていたのですが、Series 7は発売前から品薄だったようで、なかなか発送されずやきもきしてましたが無事入手することができました。

3年間使ったSeries 4からの買い替えということで常時表示にも期待していたのと、今回はステンレスケースを買ったのでとても楽しみにしていました。

使い始めて早1ヶ月。
Series 7ではディスプレイのサイズが大きくなったのが一番のトピックスかと思いますが、自分にとっては急速充電に対応したことも恩恵が大きく、現時点でとても満足している一品です。


まずは開封していきます。
パッケージ裏面には購入したケースの素材や同梱バンドの種類が書かれていました。



外側のパッケージを開けるとApple Watch本体とバンドの箱が分かれて入っているのはこれまでと同様です。



付属のバンドについては後ほど触れるとして、まずは本体から見ていきます。



箱を開けると左側にApple Watch本体、右側に簡単な説明などが入っている細長い紙のケースが出てくるのも従来通りです。



付属品はこれまでとは異なり充電器が同梱されなくなりました
なので充電ケーブルのみが収納されています。



Series 4ではフェルトのような生地で本体を保護していましたが、近年の環境配慮の影響なのかこちらは紙に変わりました。
質素な感じもありますが、使用する上では関わりのないところなので自分はこれでも別に構わないかなと思っています。
“45mm”の文字はケースのカラーに合わせてかゴールドでした。



Apple Watch本体を取り出してSeries 4と比較してみました。

Series 4以降のモデルは40mm/44mmの2サイズ展開でしたが、Series 7では41mm/45mmへとそれぞれサイズアップしています。
これらの数字はApple Watch本体の縦の長さを指しており、幅(38mm)と厚さ(10.7mm)は同じです。

しかし縦にたった1mm長くなっただけなのに、本体を手にしてすぐに大きいなと感じました

(写真左)Series 4 (写真右)Series 7
以降Series 4との比較はこの並びです



冒頭の通り、Series 4はアルミケースを使っていましたがSeries 7ではステンレスケースを購入しました。
カラー名称はどちらも同じ「ゴールド」なのですが、見た目の差は一目瞭然でステンレスケースは鏡面仕上げになっていて高級感があります

鏡面仕上げなので傷が目立ちやすいのがデメリットなのですが、ゴールドに関しては歴代のモデルからPVDコーティングが施されています。
Series 7発表時にはその記載がなくて心配していましたが、先日製品ページを覗いてみると追記されていて一安心。
なのでシルバーのステンレスよりは傷に強くなっているはずです。
店頭に置かれているデモ機に関しても、シルバーだけかなり傷が入っているのを見かけます。

ちなみに、もう1つのカラー「グラファイト」はDLCからPVDへとコーティングの種類が変わったようです。
DLCは黒色に対してしかできない丈夫なコーティングだそうなので、ここはSeries 6と比べてややスペックダウンといったところでしょうか…。


重量に関してはステンレスケースの方がスペック上では10g以上増えているのですが、体感はそれほどでもありません
これについてはバンドによっても感じ方が変わるのかもしれませんね。



Series 6から血中酸素測定が加わった関係で、背面のセンサー部分も少し違いが見られます。



側面のスピーカー部分はSeries 7になって形状が変更になっています。
本体自体の長さも変わりましたし、ケース本体を覆うタイプのサードパーティ製保護カバーをお使いの場合は使い回せない恐れがありそうですね。



ボタン/マイク部分には特に変更が見られませんでしたが、ステンレスケースモデルは必ずセルラー機能搭載となるのでDigital Crownにそれを示す赤いマークが入っています。

正直セルラー機能は必要としていないので、選択できるようになって少しでも価格が安くなる方が嬉しいのですが。



付属のケーブルに関してですが、Series 7から急速充電に対応したこともありUSB側のポートはType-Cへと形状が変更されました。

またこれまでの充電ケーブルは、Apple Watch本体と接続するハウジング部分の側面に関して、アルミケースモデルはプラスチックでステンレス/チタニウムケースモデルがシルバーのステンレスという違いがありましたが、Series 7ではどのケース本体でもこの側面部分はシルバーのアルミに変わりました。

今回からステンレスを購入した自分としては特別感がなくなったのは少し残念に思ったりもしています…。

(写真左)これまで付属されていた充電ケーブル
(写真右)新しい充電ケーブル



そして新しいケーブルは厚みがスリムになっています。



自分は睡眠ログを取るために就寝時もApple Watchを装着しているので、急速充電対応はとてもありがたいです。

ただ残念なのは、急速充電をするには現時点だとこの付属のケーブルを使わないといけません
これまで自分はiPhoneの充電もできるBelkinのドックを使ってケーブル類をすっきりさせていたのですが、急速充電のためにApple Watchの充電でこのドックを使うことはなくなってしまい、むしろ無駄に面積を取ってしまうことに…。




続いてはこれまで使ってたSeries 4からデータの引き継ぎ作業を行います。

まずはiPhoneの設定画面からこれまで使っていたApple Watchとの連携を解除します。
解除をする際に自動的にiPhoneにバックアップが作成されるようです。

そして今度は新しい方のApple Watchの電源を入れると、BluetoothをオンにしておいたiPhoneが自動で検出してくれます。

検出した後はバックアップから復元で引き継げるはずだったのですが、なぜかこの時はそのバックアップが1ヶ月ほど前のものしか表示されませんでした…。
心機一転初めから設定する手もありますが、そうなるとアプリ画面の並びもやり直しになってしまうので仕方なくその古い環境を引き継ぐことにしました。



一部は引き継げないものもあって、Apple Payだったり文字のサイズは再度設定をしていきます。



あとは血中酸素測定といったSeries 4にはなかった機能もここで設定します。
個人的に期待の常時表示ディスプレイは勿論オンにしておきます。

古いバックアップからの復元だったのでその後watchOSの更新も行ってようやく引き継ぎが完了です。



設定が終わりいよいよApple Watchを装着。

バンドは先日購入したスペースブラックのリンクブレスレットを使用
ゴールドとブラックのコントラストがとても綺麗です。

室内ということもありますが、常時表示モードでも視認性はとても良好です。

画面は常時表示モード
少し輝度が下がったかなという程度



このようにバンドを使い回せるのがApple Watchの特長で、初代に登場したバンドでもSeries 7で使うことができます。

この仕様がいつまで続くかは分かりませんが、自分が高額のリンクブレスレットを買ったのも今後のApple Watchにも使えるからという後押し(?)があったからこそでしたw



画面表示についてもSeries 4と比較してみます。
Series 4の頃でもディスプレイ枠のベゼルは十分細いと感じていましたが、Series 7ではさらに細くなりました。
Apple Watchは文字盤やアプリの背景が黒いものが多いのですが、せっかくの狭額縁を楽しみたくて文字盤の背景は黒以外のものを設定するようになりました。

文字盤の数字もSeries 7の方が少し大きくなっています



常時表示機能はとても便利です。
Series 5でこの機能が初めて搭載された当時は、腕を動かせば表示されるわけだからとそこまで必要性を感じていませんでした。
しかしこの3年間使っていると、チラッと時間を見たくて腕を少し動かしたけど表示されなかったというシーンが何度もありました。
常に時間が表示されることで腕時計代わりとしても申し分なくなりました

ちょっと残念なのは、せっかくの狭額縁なのに文字盤によっては常時表示モード時は表示部分が40mm/44mmと同等のサイズにまで縮んでしまうものがあります。
省電力のための工夫でしょうかね。

写真左のSeries 4は常時表示に対応していないため
似た文字盤を点灯表示させています



自分は腕が細いこともあってApple Watchの存在感がより増しました
これだったら小さいサイズの41mmで良かった気もするのですが、リンクブレスレットを45mm用で買ってしまっていたのでもう45mmしか選択肢はありませんでした(汗



一緒に買ったもバンドもチェックしておきましょう。

家電量販店などで売られているいわゆる「吊るしモデル」の場合、ゴールドステンレスはダークチェリーのスポーツバンドかゴールドのミラネーゼループかの2択になります。
ゴールド好きな自分ですが、バンドまでゴールドは流石に派手だろうと思い消去法でスポーツバンドにしました。
価格も少しだけお安いですし。



昔はApple Watch本体と一緒に付属しているスポーツバンドはピンの部分が本体と同じカラーだったようですが、現在その仕様は無くなりました。
ここも特別感を得られた部分だっただけに残念ではあります…。

ピンの色は一般販売と同様にシルバー



ダークチェリーは平たく言えば暗めの紫
普段であれば選ばない色ですし、スポーツバンド自体もこれまで購入することがなかったのですが、そういう意味では気分を変えたい時に使うなど差別化して運用ができそうです。

ゴールドに紫も色合いとして悪くないように感じましたし、文字盤の色を変えるとよりマッチすると思います。
これまでは文字盤の色はあまり変えることがなかったのですが、バンドに合わせた色に変えることができるのもスマートウォッチの魅力ではないかと感じた次第です。

また今回新たにスポーツバンドも加わり手持ちのバンドが増えたことで、シーンによって文字盤だけでなくバンドも付け替えられる楽しさを感じるようになりました。



以上、Apple Watch Series 7のレビューでした。

Apple Watchが登場した頃は「通知を見るためのもの」という認識でいたのですが、今となってはApple Payによる決済やアクティビティや睡眠ログといった健康管理AirPods Pro装着時の音量調節やマスク装着時でのiPhoneロック解除など、むしろ通知よりもこれらによって自分の日常生活に欠かせないものとなっています。

これらのメリットは他のモデルとも共通しているので、常時表示機能は無いけれど価格の安いApple Watch SEや同じSeries 7でもコスパに優れたアルミケースモデルの方が万人にオススメでありますが、腕時計をファッションアイテムと捉えると見た目にもこだわりたいところ
そこで今回は奮発してステンレスケースを購入したのですが、価格に比例して質感も良くて満足度も高いです。

Series 7からは急速充電に対応したこともあって入浴時以外はほぼ常に身に付けており、Apple Watchに一層愛着が湧いたことでSeries 7予約時から気になっていたバンドも後日買い揃えてしまったのですが、そちらのレビューはまた改めてw

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