以前、自分の周りの充電環境を整えたくて充電ドックを買っていました。
しかしあれからiPhoneとApple Watchを高速充電に対応したモデルへ変更したため、どちらにも非対応のドックはほとんど使うことなく、最近はケーブルでの充電に戻っていました。
そんなところに前々から注目していた製品がAmazonのタイムセール祭りで安くなっていたので購入しました。
価格はお高めですが、現時点ではApple Watchの高速充電に対応している製品はかなり限られていますし、加えてAppleからMagSafe認証を受けているのでiPhoneを15Wで充電できる使い勝手に優れたアイテムです。
Belkinからは元々3in1の充電スタンドが販売されており、本製品は見た目はそのままでApple Watchの高速充電に対応した改良版。
見た目が同じだけに購入時は要注意ですが、パッケージにも高速充電対応の記載が加わっています。
箱を開けると早速本体がお目見え。
本製品のカラーはホワイトとブラックの2色展開。
店頭で展示品を見たところ、ブラックはホコリが目立つし経年劣化で色が薄れていたのでホワイトを選びました。
本体の他にはACアダプタと使い方がイラストで紹介されているクイックスタートガイドが同梱されています。
ACアダプタは、最大で3つのデバイスを充電することもあってサイズはやや大きめです。
こちらが本体。
大きさの異なる3つの円がT字型のステンレスで繋がっているというデザインです。
ステンレス部分の裏側は一部素材が異なっていて、おそらくそこにケーブルが通っているものと思われます。
土台部分は直径14cmほどで、思っていたよりも存在感がありました。
ラバー素材のマットな質感になっていて、ホワイトの場合は汚れが付着してしまわないかが心配です。
電源アダプタのコネクタはL字型になっているので不意にコードが外れることはなさそうです。
台座部分の中央の窪みはワイヤレス充電ができる場所。
特にAirPodsを充電するのに向いています。
ワイヤレス充電対応のiPhoneもここで充電できますが、高速充電にはなりません。
手前側には充電状況が分かるランプも搭載されています。
ちなみに第2世代AirPods ProはMagSafe充電器やApple Watch充電器にも対応しているので、そちらでも充電が可能です。
iPhoneとApple Watchも加えて最大で3台同時に充電が可能。
台座部分は大きめですが、iPhoneとApple Watchは浮いているため3台同時に充電するには省スペースで済みます。
実際に充電をして気付いたのですが、iPhone 14 Proは常時表示ディスプレイを搭載しているので卓上時計としても機能するのが便利です。
(Apple Watchは常時表示ディスプレイ対応のもであっても、充電時は常時表示になりません。)
iPhoneは最大15Wで充電されます。
ケーブルを使えば20Wの高速充電が可能ですが、MagSafeでの充電は15Wが最大です。
MagSafeの機構を持っていてもAppleからの認証を受けていないものは一般的なワイヤレス充電と同様に最大出力は7.5Wなので要注意です。
そしてMagSafeを使うことになりますので、非対応の分厚いケースを着けている場合は当然充電ができません。
端末は横向きにしてもApple Watchに干渉することなく充電が可能。
サイズが大きな”Pro Max”にも対応しているそうで、動画視聴などで重宝しそうです。
Apple Watchも同様で、単純に高出力の充電器やケーブルを使っただけでは高速充電にはならずAppleの認証を受けた一部の製品に限られます。
自分の場合、Apple Watchは運動や睡眠のログを取るために充電は入浴中くらいだけにしたいので高速充電は必須機能でした。
使っていて少し気になったのは、Apple Watch本体を少し触っただけですぐにクルッと回ってしまいます。
そしてやはり汚れも気になるところなので、自分はまだ台座部分のフィルムを剥がさずに使っています。
iPhoneとApple Watchは角度が調整できず、それぞれが同じ傾きではありませんが個人的にはあまり気になっていません。
それよりもやはり高速充電対応の恩恵が大きいので購入して良かったと思えた逸品です。