※この記事は旧ブログ「1丁目6番地7号」での掲載内容を一部編集したものです
前回のグリップエクステンションに続き、今回は予備に買ったバッテリーとチャージャーのレビューです。
α7 IIIでは前世代まで採用されていたものと比べ容量が2倍になった通称”Zバッテリー”が採用されていますし、購入したばかりですから正直バッテリー切れの心配は少ないのですが、それでも毎回フル充電の状態から使うわけではないので予備があると安心です。
また、USB経由で充電すると時間がかかるのでバッテリーチャージャーも持っておくと便利です。
こちらは上位機種には同梱されていますがα7 IIIには付属されておらず、α7 IIIのヒットと共に長らく在庫切れの状態が続いていましたがようやく入手できるようになりました。
お値段は、バッテリーが9,000円でチャージャーが9,800円(いずれも希望小売価格・税別)。
グリップエクステンション同様に安くない買い物ではありますが、電池や充電器は素直に純正品にしとく方が良いかなと思っているので他に選択肢はありませんでした。
この純正という安心感に加え、充電時間の短縮が本製品の魅力です。
では、それぞれを開封していきます。
まずはバッテリーから。
Zバッテリーにはホログラムのシールがあって角度によってソニーのロゴや”L”や”R”といった文字が光ります。
まぁそれだけなんですがw
バッテリーパックのパッケージはハサミなどを使って周りを切っていく仕様。
道具を使わないといけないのは不便ですね…。
バッテリーの他には簡単な仕様書があるのみのシンプルな内容です。
バッテリーチャージャーも開封していきます。
外箱にも記載されていますが、このチャージャーを使えば150分で充電が完了します。
長いようにも感じるかもしれませんが、ボディからUSB経由で充電すると285分(4時間45分)ほどかかるらしいので結構な時間短縮です。
箱は大きいのですが、開けてみると中はかなり隙間がある状態です。
プチプチに包まれたチャージャーに電源コード、取説や保証書が入っていました。
こちらがバッテリーチャージャー。
外箱ほどではありませんが、なかなかの大きさです。
バッテリー自体もかなりはみ出してセッティングすることになりますし、大容量を短時間で充電するにはかなりのパワーを要するのがうかがえます。
チャージャーにコンセントの差込プラグは内蔵されておらず、代わりに電源コードの差込口があります。
電源コードを別途管理しなければいけないという手間はありますが、差込プラグが内蔵されているタイプの場合はコンセントへの占有面積が増えてしまうので一長一短でしょうか。
周りのコンセントを塞いでしまう場合もあります
コードは結構長いので少し離れたコンセントでも使いやすいと思います。
ちなみにα9やα7R IIIに同梱されているチャージャーの電源コードはこれよりも短いらしいです。
開封を済ませて充電しようとしたのですが、これまで通りバッテリーをスライドしてセッティングさせようとしてもできません。
それでバッテリーの溝をよくよく見てみると間違っているのに気付きました(汗)
このようにセッティングして、スライドさせる部分は僅かなのですね。
充電の状況は”CHARGE”と書かれた丸いオレンジ色のランプとバッテリーの形をした3つのランプの組み合わせで確認ができます。
満充電になると全てのランプが消灯します。
ベーシックモデルのα7 IIIは価格を抑えるため、α9やα7R IIIとは異なりバッテリーチャージャーが同梱されていません。
もちろんカメラボディとUSBケーブルで繋いで充電も可能ですが、容量が増えたZバッテリーはその時間も比例して長くなっています。
そんな充電時間短縮の恩恵もあって、個人的にはボディと一緒に買い揃えても良いくらいの必需品だと思います。
サードパーティ製だともっと安く手に入りますが、めったにないとは言え事故の危険性を避けるためにもバッテリーに関する製品は純正品をオススメします。