※この記事は旧ブログ「1丁目6番地7号」での掲載内容を一部編集したものです
10.5インチのiPad Proを購入しようと決めた時から同時にスタンドを探していました。
iPad mini2ではSmart Coverを使っており、ディスプレイの保護だけでなくスタンドとしても機能していて役に立っていたのですが、強力なマグネットによってクレジットカードなどに影響を及ぼす場合があるなんて報告を目にして、iPad Proでは立てかけるタイプのスタンドでも良いかなと考えていたからです。
しかしなかなかこれっていう決め手がなく保留していました。
しかし、ふと気がつきました。
現在背面は保護フィルムを貼っているだけなので、例えばカバンに入れて持ち運ぶ際に磁力が気になるのであれば簡単に取り外せるわけです。
という経緯で突如購入候補に入り調べてみると、iPad Proシリーズのみレザータイプが復活(昔iPad用で展開しててSmart Caseでの提供に切り替わりました)と知り、なかなか良さそうだと気持ちが傾き、すぐさま平日の仕事終わりにヨドバシへ買いに向かいました。
カラーは、iPad Proのゴールドに合いそうという理由で”サドルブラウン”にしました。
ディスプレイを保護しつつスタンドにもなる、重さもそれほど負担にならないという便利さに、レザーの上質さが加わった高価なiPad Proによく合うアイテムです。
箱の裏側に取り付け方や使い方のイラストが描かれています。
Smart Coverはこれが取説代わりになっています。
開け方が分からず少し悩んでいたんですが、単に引っ張るだけでした。
製品以外には何も入っていません。
箱にある実物大の写真と比べるとやや濃い色味です。
内側は起毛処理が施されておりディスプレイを傷つけません。
ディスプレイ拭きにも悪くないかもしれませんね。
よく見てみると「Designed by Apple in California Assembled in China」に加え、「NATURAL LEATHER」の刻印が入っていました。
iPad mini2で使っていたSmart Coverは4年も経過しており、この起毛部分がかなり汚れてしまいました。
ですから濃い色を選びたかったのですが、最終的にはiPad Proとの調和を優先しました。
汚れてはいますが、特に目立った傷みはなく、耐久性は良いように感じたのも再度Smart Coverを買おうと思った理由の1つです。
表側のレザーは、従来のSmart Coverで採用されているポリウレタン製と比べるとやはり上質さがあります。
しかし革製品ですから汚れに弱かったり経年劣化によって変色もするかもしれません。
これを汚れと感じるか味と解釈するか。レザータイプが欲しいけど汚れが気になるという方はやはり濃い色のものを選ばれると良いでしょう。
”サドルブラウン”はラインナップの中でも明るい色ですが、ゴールドとの組み合わせは思ってた通り良い感じでした。
しかし”ブラック”や”ミッドナイトブルー”もゴールドとの相性は悪くなさそうです。
また、”トープ”は12.9インチにはラインナップされていないカラーなので差別化を図れます。
さらに”ピンクフクシア”と”レッド”も10.5インチモデル用として最近追加されました。
どれも魅力的なだけにカラー選びには悩みました。
Smart CoverはiPadを使用していない時はディスプレイ保護の役割を果たし、使用時はスタンドとしても機能するのが便利です。
ブラウジングや動画視聴といったビューアーとして便利な角度です。
置き方を変えれば、低い角度にすることも可能。
タイピングに適したスタイルで、さらにApple Pencilで字を書くのにも良さそうです。
iPadを直接持つ時はSmart Coverを裏返します。
反対側も、真ん中はたわむものの端はマグネットでしっかり固定されます。
iPad mini2は背面カバーがあったのでかろうじてという感じでしたが、今回は直接本体と繋がっているので結構しっかり付いています。
背面カバーがないとカメラの出っ張りが卓上に当たるので置く時にはかなり慎重に使っているんですが、Smart Coverを裏返せば保護されるようになりました。
意外な恩恵です。
もう1点発見がありました。
Apple PencilもSmart Coverのマグネット部分にくっ付きます。
キャップ部分だけなくペン先のあたりにもマグネットがあるみたいですね。
ただし、しっかり付いているわけではないので、このままカバンに入れたりするとすぐに外れてしまいます。
クリップなどが一切ないApple Pencilが転がっていくのを防ぐためここに置いていたり、充電/ペアリング時にはキャップをここに止めて利用しています。
469gのiPad ProでもSmart Coverの磁力だけで持ち上がりました。
しかしこれは大変危険な行為です。念のためにベッドの上で行いました。皆さんも検証される方は自己責任で…というかメリットないと思うんで真似しない方が良いです。
”風呂蓋タイプ”のカバーはサードパーティ製も増えて昨今では珍しくなくなりましたが、大抵は背面カバーと一体型になっています。
Smart CoverならiPadの重さも厚みも大きく増すことなく利用できます。
カバーにもスタンドにもなるので利便性の高さはもうすっかりおなじみですね。
長年iPad用アクセサリとしてラインナップされ続けられているだけのことはあります。
レザータイプはポリウレタンタイプよりも税別3,000円高くなり、10.5インチでも1万円近くします。
「カバーは消耗品、値段重視!」という方はポリウレタン製でも十分なクオリティだと思います。
また、ポリウレタンの方はレザーよりもカラーバリエーションが豊富なのが魅力的です。
入れ替わりが激しいので気になるカラーを見つけられた際はお早めに。
高い高いと言いながらiPad Pro、Apple Pencilとその他諸々を買っているあたり、iMac購入で金銭感覚が麻痺したかもしれません(汗)