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「Apple Vision Pro」を快適に使うためにバッテリーホルダーとヘッドストラップを購入しました。

Apple Vision Pro


前回に続き「Apple Vision Pro」の購入レビューです。


「Apple Vision Pro」を体験するには60万円以上の価格が最大のハードルだと思いますが、購入した後にネックとなるのは重量ではないでしょうか
本体だけでも600g以上あり、しかもほとんど顔の前側にその重さが来るので長時間の使用はかなり疲れます

前方に偏っている重さを軽減する方法としては、ヘアバンドを使うというのを見かけました。
自分も試してみたところ、頭頂部で支える格好となるので確かに重量バランスは改善されました


ただしこの方法はヘアバンドを単に巻いているだけなので、ヘアバンドが前方や後方にズレて位置が安定しないという欠点があります。

Spigen ヘッドストラップ for Apple Vision Pro DR210

Spigen DR210 パッド入りヘッドストラップ Apple Vision Proヘッドストラップ用に設計 – チャコールグレー
created by Rinker


そういう経緯があってVision Pro用のアクセサリは無いかと探していたところ、Apple製品のアクセサリも多数展開しているSpigenから発売されているのを発見。早速入手しました。


内容物はストラップ本体と簡単な取扱説明のイラストが描かれた用紙のみというシンプルな構成。


ストラップ本体はグレーを基調としておりオレンジがアクセントになっているというVision Proに合わせたカラーリングとなっています。


ストラップ内側はやや厚めのクッションがあります。


装着するには一旦電源ケーブルやバンドを外す必要があります。
つまりこのヘッドストラップを取り外そうとするには再度電源ケーブルとバンドを外すことになるので、気軽に着脱というわけにはいかなさそうですが、一方でVision Pro本体にしっかりと固定されるため安定感はあります。


そして改めてソロニットバンドと電源ケーブルを装着していきます。


ちょっとした注意点としては、このヘッドストラップを被せることで電源ケーブルを装着する際の”●”と”○”の目印は隠れてしまいます
まぁ一度覚えてしまえば問題無いかと思います。


また、このヘッドストラップは多少の長さ調節はできますが気休め程度です。
自分は特に困っていませんが、人によっては頭のサイズと合わない方もいらっしゃるかもしれません。


このヘッドストラップを装着すれば頭頂部でも支えることになるので、冒頭のヘアバンド同様に重量バランスが改善されました。
ヘアバンドに比べると装着位置は安定している反面、重量バランスはヘアバンドの方がより後方に来ている感じがします。

やはり後頭部側にカウンターウェイトが欲しいところで、それを実現できそうなアイテムがこちら↓。

Belkin バッテリーホルダー for Apple Vision Pro

こちらは外付けのバッテリーをクリップで挟めるようになるホルダーです。
Belkinから発売されており、Apple Storeで取り扱われています
自分はApple Store心斎橋でデモ体験した際に購入しました。

開封するとバッテリーホルダー本体の他に、吊り下げて使うためのストラップやケーブルクリップも同梱されていました。


バッテリーホルダー内側はザラザラとした生地が貼られていました。
iPhoneやiPad純正のケースほどの起毛処理ではありませんが、外部バッテリーを傷からある程度保護してくれそうです。


外側にはクリップがあり、例えばポケットの無い服装でも外部バッテリーを挟めるようになっています


そしてこのクリップは回転させることも可能


クリップを90度回転させてソロニットバンドに挟み、前述のSpigenヘッドストラップと組み合わせれば完成。
バッテリーの重さが加わったけれどカウンターウェイトとして働いているため、ソロニットバンドで締め付ける必要も無くなり装着感はかなり改善されました。

少し心配なのは、クリップを挟むことでソロニットバンドが傷まないかが気掛かりではあります。


ちなみにデュアルループバンドであればクリップの間を通すことができますが、頭頂部分がSpigenヘッドストラップと重なって意味を成さなくなってしまいます。



以上、現時点での重量バランス解決策でした。

本体に同梱されているデュアルループバンドは後頭部と頭頂部で支えることができますが、バンドの調整が面ファスナーだったり、バンドにクッションがありません。
Spigenヘッドストラップとソロニットバンドの組み合わせは、それらの欠点が解消されたデュアルループバンドのアップグレード版という感じがします。

Vision Proは全く新しいApple製品ということで、ハードウェアとしての完成度はまだまだ未成熟であるところは否めません。
そういうわけで、まだしばらくはVision Proアクセサリは続きそうです。

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