WordPress始めました。レイアウトなどは随時調整中です。

Switch携帯モードの操作性が向上「デモンエクスマキナ コントローラー」購入レビュー

Nintendo Switch

前回のオーディオトランスミッターに続きNintendo Switchの周辺機器購入レビューです。


以前から、Switch本体に着脱させるコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」の挙動が怪しく感じる場面が何度かありました

最初の頃は緩やかに左方向へ入力されることがたまに発生。
その次は下方向の入力が効かない場合があり、最近は上方向に入力されることもあります。
左側のJoy-Conのスティックが調子悪いみたいです。

調べてみるとどうやらJoy-Conの故障は頻繁に発生しているようですね。
Joy-Conにある各パーツが小さいのが要因なのでしょうか…。

自分の場合、振り返ると「マリオカート8 デラックス」や「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」などでスティックを酷使してきたので仕方がないのかもしれません。

TVモードやテーブルモードの際は「PROコントローラー」を使っているので影響はないのですが、「あつまれ どうぶつの森(通称:「あつ森」)」は早朝や深夜にはベッドに入って携帯モードでもプレイすることが多々あります

修理に出すとなると費用の面だけでなく、昨今Switch本体が品薄状態なこともあって日数もかかりそうです。
悠長に待ってられないので仕方なくJoy-Conだけ買い替えようとお店に寄った時に発見したのが今回レビューする「携帯モード専用グリップコントローラー for Nintendo Switch DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ) 」です。
正式名称がとても長いので、以下「デモンエクスマキナコントローラー」と記述します。

「DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)」というのはNintendo Switch向けにリリースされているアクションゲームタイトルで、本製品はその世界観をイメージして作られたコントローラーです。
HORI(ホリ)から発売されている任天堂ライセンス商品です。

他のサードパーティー製コントローラーと大きく異なるのは、携帯モード専用という点。


純正品のJoy-Conは左右セットで定価が7,480円+税。
一方、デモンエクスマキナコントローラーは4,780円+税と、約3千円安くなっています。

後述する欠点も十分に理解した上で購入されるとより快適にゲームが楽しめるアイテムだと思います。


ではまず開封から。
パッケージを開けると、左右に分かれたコントローラーと取扱説明書が入っています。


Joy-Conと並べてみると大きさの違いは一目瞭然。
しかしながら重量差はそれほど感じませんでした。

メーカーサイトによると、Joy-Conは左側が約49g、右側が約52.1g。
対するデモンエクスマキナコントローラーは左右とも約80gなのでこちらの方が重いわけですが、見た目が大きいのがそこまでの重量差を感じさせない要因なのかもしれません。

Xボタンのフォントが異なっていたり左右のスティックが赤色なのは先のゲームソフトをイメージしているためですが、過度に主張したものではないので他のゲームでも違和感なく使えます


背面のグリップ部分には細かな凹凸があります。


また、背面にボタン(FL/FR)が搭載されており、ここに任意のボタンを割り当てることができます
(他にも純正コントローラーにはない機能としては連射機能があるのですが、そちらは後ほど。)

Switch本体と接続するレール部分には、Joy-Conと同様にシンクロボタンやSL/SRボタンらしいものがありますが、こちらはダミーなので押しても何も起こりません
プレイヤーランプらしき4つの”窓”も光ることはありません。


Switch本体に装着すると改めてゴツさを実感します。

コントローラーの方がSwitch本体よりも厚みがあるため、画面がコントローラーより奥まった位置にあります。


「グリップコントローラー」という名称の割には、グリップ感に関してはそれほど良くはありません
純正品のPROコントローラーはそれこそグリップ部分を握ってコントローラーを持つ形状になっていますが、デモンエクスマキナコントローラーは手のひらに乗せているような感じです。

それでもコントローラー自体が大きい分、Joy-Con装着時よりは安定して持つことができます

「握る」というより「持つ」感覚


ちなみにデモンエクスマキナコントローラーを装着した状態でも充電ドックに差し込むことが可能です。


購入してから数日間いくつかのゲームで使用していますが、純正品のPROコントローラーのように十字キーの採用やA/B/X/Yボタンが大きいので操作性はとても良好です。

そして、購入当初は特に期待していなかった連射機能が「あつ森」で大活躍してくれています。

岩をスコップで叩く、辺り一面に落ちているアイテムを拾う、同じ物を繰り返しDIYで作成する、マイル旅行券を発行する…など、「あつ森」では同じボタンを連打する場面が色々とあります

岩を叩いて出現したアイテムを一気に拾うのが自分のルーティン


その際に連射機能を使えば、ボタンを押しっぱなしで連射してくれたり、ボタンに触れずとも自動で連射をしてくれます。

設定方法は、左右それぞれ下部にある「TURBO」ボタンを押しながら設定したいボタンを押します


すると「TURBO」ボタンすぐ上のランプが点灯します。
この状態で設定したボタンを押しっぱなしにすると連射、ボタンを離すとストップするという連射モードになります。
「あつ森」では主にスコップで岩を叩く際にこの機能を使っています


「TURBO」ボタン点灯の状態でもう一度「TURBO」ボタンと設定したボタンを押すランプが点滅に変わります
この状態になるとボタンを押さなくても連射をし続ける連射ホールドモードに変わります。

連射ホールドが「あつ森」で特に活躍するのが、流れ星の日
素材集めのために流れ星が出た時にAボタンを押してお祈りをするのですが、たまに突然やって来るのでタイミングを合わせるのが難しいです。
しかしこの連射ホールドモードにしておけばゲーム画面を放置していても勝手にお祈りしてくれるわけです。


他にも、海岸で倒れているジョニーは何度も呼びかけた上で長い話を聞かなければいけないので、ここでも連射ホールドモードを使っています。


もっとアクション性の高いゲームで使うと思ってた連射機能がまさか「あつ森」で活躍するとは驚きでしたw


一方で注意点もいくつかあります

まずは冒頭にも触れた通り、本製品は携帯モード専用です。
Switch本体と無線接続する機能はなく、本体に直接繋ぐことで操作が可能になります。

続いて、以下の機能は搭載されていません
・ジャイロセンサー
・モーションIRカメラ
・加速度センサー
・プレイヤーランプ
・HD振動
・おしらせランプ
・NFC(近距離無線通信)


携帯モード専用なので影響がない機能もありますが、個人的に一番影響が大きいのがHD振動です

”HD振動”に非対応っていうは”フツーの振動”ってことかなと思ってたんですが勘違いでした(汗)
振動は一切しません

「あつ森」の場合だと、釣りをしている時に獲物がエサに食い付くと振動するわけで、振動しなくなることで影響が出るのかが気がかりでしたが、自分は結果的にあまり影響していません。
ただ、サメやシーラカンスといった大物を釣った時はいつもより激しい振動があって、そのワクワク感がなくなったのは少し残念ではあります。

レア魚が釣れた時は一際大きな振動が


また、これは二次的な問題ですが、デモンエクスマキナコントローラーをSwitch本体に着けっぱなしにしておくとJoy-Conの充電を怠ってしまうおそれがあります。

例えば自分の場合、これまた最近「リングフィットアドベンチャー」でエクササイズもしています。(ヨドバシの抽選販売に当選しました!)

このゲームでは必ず左右のJoy-Conを使うのですが、デモンエクスマキナコントローラーを使ってからは毎回Switch本体に装着するコントローラーを付け替える作業が面倒で、何度かエクササイズ中にバッテリーが切れかけたことがありました。

ゲームでも促されるのですが…


この点に関しては、純正品の「Joy-Con充電グリップ」やJoy-Con単体を充電できるサードパーティー製品を別途購入するのも良いかもしれませんね。


さらに細かな点を挙げると、ディスプレイがオフの状態から立ち上げる際、純正コントローラーであればホームボタンを押せば可能ですが、デモンエクスマキナコントローラーはそれができません
なので必ずSwitch本体にある電源ボタンを押すことになります。
まぁ気にならない方には全く問題ないと思いますw


さて、個人的な総評としましては、デモンエクスマキナコントローラーは室内で携帯モードを多用する人には便利な製品だなと感じました。

外で使うとなるとどうしてもサイズが気になるところ。
その際はデモンエクスマキナコントローラーはSwitch本体から外しておいて使用時に装着するのが良いかもしれません。

また、ゲームによってはJoy-Conが必要だったり、デモンエクスマキナコントローラーで非対応になっている機能が使いたい場面が出てくるかもしれません。
そういう意味ではJoy-Conの代わりというよりは併用していくスタイルが良いかもしれません
デモンエクスマキナコントローラーを気軽に使えるコントローラーとすることで、結果Joy-Conの寿命を延ばす効果が期待できるのではないでしょうか。

自分も結局Joy-Conは買い替えました
デモンエクスマキナコントローラーに慣れると、たまにJoy-Conで遊んだ時にそのコンパクトさをより実感するようになりました。

この小さな筐体に色々機能が詰まっていると考えると値段が高いのは仕方ないのかもしれません。
ただ、壊れやすいのは何とか対処してほしいところですね…


余談になりますが、これまでが左右どちらとも同じ色のグレーを使っていたので特に気にしなかったのですが、Joy-Conの色もゲーム内で反映されるのにちょっぴり感心しましたw

タイトルとURLをコピーしました